コメント


HTMLのコメント(註釈)は <!-- で始まり、--> で終る。 註釈の中に -- を入れてはいけない、と憶えておくのが憶えやすく無難である。

コメントの終りを「--!>」だとしている入門書があるが、それは誤り。 誤っていても「それなりに解釈する」ブラウザーが多いので、 誤った書き方をしていることに気づかない人も多い。

<!-- この部分のテキストは読み飛ばされるので註釈として使える -->

より厳密に言えば、文書型定義は「<!」と「>」の間に書かれる。その中で 「--」と「--」(どちらもそれぞれ2つの連続するハイフン)で囲まれた部分が、 コメントアウトされる(註釈だと解釈されて読み飛ばされる)わけだが、 「<!」と「>」の間に複数のコメントを書きたいひともあまりいないだろうし、 「--」がうまく対になっていないと正しく解釈されないという心配もあり、 さらに言えば、コメントを定義通りに正しく解釈しないブラウザーもときどき存在する ことを考えれば、前述のような書き方にだけ限定して使うのが無難だろう。

また、<!-- や --> を「コメントタグ」と呼んでいる本もときどきあるが、 それは誤りである。 <!-- や --> はタグではない。

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$Id: comment.html,v 1.8 2000/08/23 18:19:26 void Exp $