URLの表記

「/」を忘れないように


末尾がディレクトリーの場合はその後ろに「/」が必要

http://www.okinawaweb.com/tinchi
http://www.okinawaweb.com/tinchi/

どちらの書き方で指定してもたいがいのブラウザーはうまく表示してくれるが、 URLの末尾(この例の場合は「tinchi」)がディレクトリーである場合は「/」を付けるのが正しい。 どちらが正式かというこだわりの問題だけではなく、実害もある。

実際に前者の書き方では、ブラウザーがそのURLの指すものがファイルであると思って WWWサーヴァーにファイルを要求する。そして「そのようなファイルがない」という答えが 返ってきてから、末尾に自動的に「/」を補って要求しなおし、そしてようやくペイジの 内容が送られてくる。つまり正しくない書き方をブラウザーが気を利かしてなんとかして くれるのだが、余分なトラフィックが発生して、その分反応が遅くなってしまう。

ただし、以下のように、ディレクトリー名ではなくフルドメイン名で終わっている場合は、 末尾の「/」は省略できる(省略してもしなくてもよい)。

http://www.kusakabe-miso.co.jp
http://www.kusakabe-miso.co.jp/

いつでも「index.html」とは限らない

実際には、ディレクトリを示すURL表記は、そのディレクトリの中の「index.html」というファイル に対応していてそのファイルの内容がサーヴァーから返されることが多いが、それはサーヴァー側 がそうしているのであって、ブラウザーはそういう対応ルールは知らない。

このため、そのサーヴァーが同じファイルを返すからといって「http://foo/bar/index.html」と いう表記と「http://foo/bar/」を混在させておくと実害がある。 そのペイジを「すでに取得したことのあるペイジかどうか」の判断において「 ブラウザーがそれらを同じファイルなのかどうかを判別できないので、 同じペイジを再度読み取ることになって余分なトラフィックが生じ、 ペイジ表示が遅くなる。

リンク先のURLの表記で「index.html」を書くか/書かないかは統一したほうがよい。

return

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